2014年に読んだおすすめ本(前半)

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今年は全然本を買わなかった。

一昨年くらいまでは毎年100冊くらい買っては狂ったように読んでいたのだが、あるときぱったりと本を買わなくなってしまった。

本屋には相変わらず毎日のように足を運んでいるが、読みたいと思う本がなくなってきてしまったのだ。

その理由としては「書いてあることがどれも同じように見える」というもの。

タイトルで興味を持って手には取ってみるが、目次や中身をパラパラと読むと今まで読んだ本と大体同じような内容に見えてしまい、買ってまで読もうと思わなくなってしまった。

そんな中でも「これはぜひ読んでみたい!」と思える本が何冊かあったので、実際に買って読んだ本を紹介したいと思います。

「あなたは半年前の食べ物でできている」

簡単に言うと「ダイエット」本ですが、ダイエットに限らずもっと根本的に「食べ物を見直そう」というメッセージが込められた本です。

その要が「自分の食欲と味覚の正常化」。

自分の食欲や味覚が壊れていて、本来体が欲しがっているものとは違うものを求める(美味しいと感じる)状態では、どんなに努力してもダイエットは上手くいかない。

しかし食欲と味覚を正常化すれば、自分が食べたいと思ったものを好きなだけ食べても体重は適正値になり、体は健康になっていく。

この本には食欲と味覚を正常化するには運動が最も大切だと書いてあります。

運動の目的は「脂肪を燃焼すること」ではなく、「食欲と味覚を正常化すること」と教えられました。

私は過去にマクロビオテックや玄米食など健康に関する色々な取り組みをしてきましたが、この本を読んでジョギングを始めました(^_^)

「嫌われる勇気」

この本はベストセラーになったので、読んだ人も多いのではないかと思います。

フロイト、ユングとならぶ「心理学の三大巨頭」と称されるアルフレット・アドラーの教えを「人生に行き詰った青年と哲人の対話」という形で物語形式にまとめられたもの。

「どうすれば人は幸せに生きることができるか」という問いに対するシンプルかつ具体的な答えを提示しています。

アドラーは人間の全ての悩みは「人間関係の悩みである」と言い切り、人間関係の悩みを消すための具体例を数多く挙げています。

私も今まで考えてきたことを別の視点から見たり、より深い視点から見ることができたりと、読んだ価値があったと思う本でした。

「何が起こっても、「絶対幸せ」でいる法」

多くの人は自動的に沸きあがってくる感情にうずもれて生きていて、感情にうずもれている状態が自分の人生だと考えている。

そしてポジティブな感情を多く味わうことが良い人生だと思っている。

しかし感情とは間違った思い込みやニセの欲求から発生していて、しかも人生の幸福度には関係ない。

それはポジティブな感情についても同じだ。それは真の人生ではない。

ポジティブな感情とネガティブな感情が本当にあること、ポジティブな感情は良くてネガティブな感情は悪いこと、そして幸福がポジティブな感情のひとつであることを信じているあいだは、あなたが「真に幸福」になることはけっしてありません。

この本の筆者は、感情が発生するシステムを「マインド・マシーン」と呼び、そのマインド・マシーンと自分を切り離して精神的な自由を手に入れることこそが、真の人生を手に入れるための手段だと言う。

そしてこの本にはそれを実現するための具体的な教えが多く書かれています。

「1分間ですべての悩みを開放する!」

いわゆる「EFT」と呼ばれる、トラウマや思い込みなどを解消するためのテクニックをわかりやすく説明した本。

EFTとは、

自分を苦しめてきたのは外の環境や生活の状況、また身近な人ではなく、そのことを考えそして感じている自分自身の身体の中で感じる「エネルギー」だ。

という理念のもと、その自分自身のエネルギーを良い方向に変えていこうというもの。

その手法は主に「タッピング」という指で体をタップするというものです。

その理論や応用方法、そして毎日出来る「ベーシックレシピ」や悩み別のケーススタディなど、初心者の人にもわかりやすく説明されています。

「世界でいちばん古くて大切なスピリチュアルな教え」

私はスピリチュアル系は苦手で、神や来世や輪廻転生などは信じてないのですが、目次を見てそれがあまりにも自分が考えていたテーマと一致していたので思わず買ってしまいました。

<目次>

  • なぜ「心の静寂」が大切か?
  • 思考の夢から目覚めるということ
  • 「本当のわたし」と「エゴのわたし」
  • 「いま、この瞬間」の意味
  • 「本当の自分」を見つける
  • 「受け入れること」「手放すこと」
  • 自然から「在る」術を学ぶ
  • 人間関係を根底から変える方法
  • 「死」を超越したところ、「不死」がある
  • さとりに苦しみは必要か?

自分的にはスピリチュアル的な説明はあまり受け入れられませんでしたが、自分の考えをさらに深めるヒントがたくさんありました。

特に共感した部分は以下の言葉です。

ほとんどの人たちは、自らのつくる思考という檻の中で、人生の大半を過ごします。
過去によって条件づけられた、自らがこしらえる狭量な「偽の自己」の枠を超えることができないまま、一生を終えてしまうのです。

「東大卒ポーカー王者が教える 勝つための確率思考」

この本はポーカーやギャンブルの本ではありません。

ビジネスや人生における選択や行動指針の考え方、正しい努力の方向性についての本です。

人生で起こることは全て確率に支配されている。

しかし、人生の多くのことはその確率の収束を確認できるほど試行回数が多くないので「運」や「偶然」などで片付けられてしまう。

そんな中でも繰り返し行うことはある程度確率の収束を確認できる。

そういうものについては「期待値」を考えて、それを少しでも高めるための行動をすることが大切だと言う。

期待値が上がるのなら、少しでもいい結果を得られることになるのなら、限界までひたすら真剣に努力をすること。
考えたところでどうしようもないこと、悩んだところで期待値が上がらず、良い結果に結びつかないことは、考えないこと。なぜなら意味がないから。

もう少しあるので、残りは後半で紹介したいと思います。
後半の記事はこちら!!

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