数年前から断捨離にはまり、モノを手放しまくっています。
ドキュメントスキャナを買ってからは、紙の書類をスキャンしてはEVERNOTEに入れてガンガン処分できるようになり、家の中がかなりスッキリしてきました。
紙の書類が見る見る減っていくのはとても気持ちのよいものです。
EVERNOTEはスマホやタブレットとも自動で同期してくれるので、必要な書類をどこでも参照できるようになり、単にモノが減った以上の快適さがあります。
またEVERNOTEは全てのデータをクラウド上にも保存するので、家のパソコンが壊れたりしてもデータが消えることはなく、その点でも心理的な安心があります。
これまでにデジタル化して処分したもの
参考までに今までEVERNOTEに入れて処分したものを紹介します。
- 名刺
- 年賀状・手紙類
- 給与明細
- 新聞や雑誌の切り抜き
- 過去のノート・手帳・スケジュール帳
- 卒業文集・大学の論文集
- その他、細々とした書類
これだけで大きな本棚の半分が空になりました。
それから大量にあった写真も全てスキャナでデジタル化して処分しました。
写真のデータはEVERNOTEではなく、Googleの「picasa」に入れて管理しています。
picasaもEVERNOTEと同じようにクラウド上にもデータを保存してくれて、スマホやタブレットで閲覧するアプリがあるのでEVERNOTEと同じような安心感と快適さがあります。
私はスマホ・タブレットでの閲覧用として、iPhone・iPad用の「Best Album」というアプリを使っています。いくつかのアプリを試してみましたが、これが一番使いやすかったです。
ちなみにpicasaは2048×2048ピクセルまでの写真と15分までの動画は無料で無制限に保存できるので、容量を気にする必要もありません。
（最近のデジカメやスマホはそれより画素数が大きい写真になりますが、picasaのアップロード時に「2048に縮小する」と設定すれば自動で縮小してくれます。）
最後の砦！！それが「卒業アルバム」
これまで様々な紙をデジタル化して処分してきましたが、どうしてもデジタル化できなかったものがあります。
それが卒業アルバムです。
卒業アルバムは大きく紙も硬いので、とてもドキュメントスキャナではスキャンできません。
しかし他の紙がほとんどなくなった我が家では、この卒業アルバムだけがポツンと残っている状態がだんだん我慢できなくなり、何とかしてデジタル化して処分したいという思いが強くなってきたのです。
そこで最初に考えたのが、コンビニのコピー機を利用してスキャンする方法です。
最近のコンビニのコピー機はスキャナの機能もあり、しかもA3サイズまで対応しています。
卒業アルバムのサイズは両面見開きだとA3を超えてしまいますが、片面ならA3以下です。
とりあえず片面づつスキャンして、後で画像を合成したりPDFファイルに変換したりすれば綺麗にデジタル化できるだろうと考えて、近所のコンビニで実際にやってみました。
しかしこの方法はうまくいきませんでした。
アルバムの片面はピッタリA3ではなく、それより少し小さいサイズです。
なのでコピー機にスキャンしたいページを開いてスキャンすると、そのページと反対のページの一部がスキャンされてしまいます。
あとで画像編集ソフトで不要な部分を切り取る処理をすればいいのですが、この作業が思った以上に大変だったため、途中で断念してしまったのです。
ちなみにドキュメントスキャナには「Scan Snap SV600 FI-SV600」という機種もあり、この機種はA3までスキャン可能で2日間4,040円でお試しレンタルができたのでこちらも試してみましたが、やはりコンビニスキャンと同じ理由で挫折しました。
レンタルの詳細はこちら「DMMいろいろレンタル Scan Snap SV600 FI-SV600」
救世主登場！！「節目写真館」！！
何とかしたいと思いつつ別の方法を探していたところ、以下のサービスを見つけました。
写真・アルバムをスキャンしてデジタル化するサービス「節目写真館」
というものです。詳細は上の文字をクリックしてください。
これは、アルバムを送るとデジタル化してデータを入れたDVDと元の写真を送り返してくれるサービスです。
卒業アルバムもA3まで対応とのことなので片面づつのスキャンですが、綺麗に片面ピッタリの画像に整形してくれます。
実際に送られてきたDVDを確認したところ、片面づつ綺麗にデジタル化された画像データになっていました。
（なお、送ったアルバムは切り取られたりせず、送った状態のまま返送されます）
画像データはjpeg形式なので、そのままEVERNOTEに入れてもいいのですが、せっかくなので複数ページを１つのPDFファイルにまとめて保存しました。
こちらの方がページをめくっている感じがしてより「アルバム感」が出ますし、なによりAdobe Readerで［表示］メニューの［ページ表示］→［見開きページ表示］で表示すると、両面見開きのページもバッチリ再現されて本当にアルバムを見てるような感覚になります。
ちなみに、jpegをPDFに変換するのは「画像梱包」というフリーソフトを使いました。
かかった費用は
気になる値段ですが、
- 基本料金→540円
- 小学校のアルバム→「アルバム（40ページまで）」2,138円
- 中学校のアルバム→「アルバム（60ページまで）」3,218円
- 高校のアルバム →「アルバム（80ページまで）」4,298円
- 送料1,080円がキャンペーンで無料になりました。
合計10,194円（税込み）でした。
私にとっては、これで長年悩んでいたアルバムのデジタル化＆処分が出来るなら許容範囲です。
戻ってきたアルバムは画像ファイルの確認をしたあと処分しましたが、このスッキリ感はハンパないです！
