嫌な人の嫌な所のことをずっと考えたり、何かで失敗した場合のことを繰り返し何回も考えてしまう。
それは時間の無駄だ。
間違ったポジティブシンキング
だからといって、嫌な人のことを無理やり好きになろうとしたり、失敗することを全く考えずに単に「うまくいくはず」と考えるのはダメだと思う。
それは自分の感情を偽ることになるし、現実を正しく見ていないだけだ。
このような考え方は正しいポジティブシンキングではない。
感情のコントロール
感情のコントロールとは、感情を無理やり変えたり、不満や不安を無視したり押さえつけたりすることではない。
自分が抱いた感情にはきちんと向き合うことが大切だ。
ただし、その感情に流されてストレスを抱えたり、何もしないで悩んでばかりでは意味がない。
考えるべきは、
- 嫌な人からの実害をどうすれば最小化できるか?
- 失敗を防ぐためにできることは何か?
- もし失敗した場合はどうするか?
そして、それらに対する自分の行動を決めることだ。
行動を決めたらもう考えるのを止めて、行動に集中する。
正しいポジティブシンキングとは
正しいポジティブシンキングとは、
「不安や不満を感じたとき、または欲求が生まれたとき、それに対して自分が取れる効果的な行動が必ずあるはず」
と考えることだと思う。
だれの言葉か忘れたが、次の言葉がそれをうまく表現していると思う。
今、ここで、自分が持っている物を使って、できることは必ずある。