スティーブ・ジョブズが人生の満足に対する本質を語る
2005年のスタンフォード大学卒業式でスティーブ・ジョブズが行ったスピーチ。
伝説のスピーチとしてTEDにも取り上げられたもので、自分の人生や行動を見つめなおすヒントが満載!
特に後半は人生の満足に対する本質が語られています。
まだ見ていない人は必見!!
内容は3つのトピックスに分かれていて、
- 「点をつなげる」
- 「愛と喪失」
- 「死について」
というテーマになっている。
「愛と喪失」そして「死について」
特に私が共感したのは「愛と喪失」そして「死について」の部分。
その部分の内容をいくつか抜粋する。
人生を本当に満足する唯一の方法は、自分が心からすばらしいと信じる仕事をすることだ。
死を意識することは、人生において大きな決断をする価値基準となる最も大切なことだ。
なぜなら、外部からの期待やプライド、恥や失敗への恐れといったことのほとんど全てが死を意識することによって消え去るからだ。
死を意識することが失うことを恐れないための最良の方法なのだ。
あなたたちは既にありのままだ。
思うままに行動しない理由はない。
君たちの時間は限られている。
だから無駄に他人の人生を生きないこと。
ドグマ(他人の目やプライド・恥や失敗への恐れ)にとらわれてはいけない。
それは他人の考え方にしたがって生きるということだから。
他人の意見、というノイズによってあなた自身の内なる声、心、直感をかき消されないようにしなければならない。
最も大事なことは、自分の心や直感に従う勇気を持つことだ。
それらはどういうわけか、あなたが本当になりたいものが何かを既に知っている。
それ以外のことは二の次でいい。
一番心に突き刺さった言葉
このスピーチでは、最後を締めくくった次の言葉が最も有名だ。
Stay hungry, Stay foolish(ハングリーであれ、馬鹿であれ)
しかし、私はそれよりも上記抜粋の最後の言葉、
Everything Else is Secondary(それ以外のことは二の次でいい)
これが心に突き刺さった。
まずは自分の人生の満足のために時間とエネルギーを使おう
そうだ、自分の人生の満足のために何も行動していないのに、他人の目を気にして別のことを優先させてしまったり、失敗を恐れてやりたいことが出来ていないのでは本末転倒だ。
まずは自分の人生の満足のために時間とエネルギーを使おう。
他人の人生については、その本人が頑張るしかないのだ。
自分の行動が、他人の感情に影響を与えることは出来る。
しかし「どういう感情を味わったか」ということは人生の最後においてさほど意味を持たない。
最終的な人生の満足度は、本人の行動によって決まるのだから。
そうであるなら、他人の感情に振り回されて時間とエネルギーを使うのは全く無駄なことだ。
本当に、そんなことは二の次でいい。
まずは自分の人生に集中しよう。
スティーブ・ジョブズの伝説のスピーチ
Apple創始者・スティーブ・ジョブズの伝説のスピーチ